米国の太陽光発電開発事業者のSunEdison社は11月12日、フィリピンで合計出力300MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設すると発表した。フィリピンの再生可能エネルギー事業者であるAboitiz Renewables社と、包括協定を締結した。

 Aboitiz Renewables社は、フィリピンの大手電力会社のAboitiz Powerの完全子会社。

 包括協定に基づいて、今後3年以上の間、フィリピンで合計出力300MWのメガソーラーを両社が共同で開発、建設、運用する。

 フィリピンの電力市場で経験が豊富なAboitiz Power社グループと、世界規模でメガソーラーを開発、運用しているSunEdison社の知見を融合することで、収益性の高いメガソーラーを開発、運用できるとしている。

 最初に建設するメガソーラーの建設プロジェクトは、2015年に着手する。メガソーラーの建設において、SunEdison社のインドと中国の拠点から、事業性の高い太陽光発電システムの支援も受ける。