セミナーの様子。
セミナーの様子。
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 2014年11月27~28日、自動車産業と技術の最新動向を紹介するセミナー「国内大手7社が語る自動車産業の針路2015」(主催:日経ものづくり、中部産業連盟)が東京都・大手町で開かれた。ZMP、日産自動車、三菱自動車工業、トヨタ自動車、マツダ、富士重工業、デンソー、本田技術研究所(登壇順)が講演した。

 ZMPからは、代表取締役社長の谷口恒氏が「自動車×ロボット、自動運転技術の未来」と題して、カメラなどを使った自動運転技術について解説した。将来の可能性として、無人で配車し乗客を目的地まで運ぶ「ロボットサービス」を紹介した。

 日産自動車からは、環境・安全技術渉外部 ITS技術顧問 福島正夫氏が「日産の高度運転支援と自動走行システム開発の取り組み」と題して講演した。自動運転における人間と機械の関係について触れ、運転支援は運転手が運転責任を果たせる範囲に限るという考え方を示した。