浜松ホトニクスは2014年11月7日、レーザー核融合発電の基礎研究を行うために、同社の産業開発研究所(浜松市)に建設していたレーザー照射棟が完成したとして竣工式を催した。新しいレーザー照射棟は、現在開発中の大出力レーザーを設置する第1研究棟に隣接している。従来よりも出力の大きなレーザーを用いるのに加え、光学系を改良するなどエネルギー損失を低減する工夫を施した結果、核融合反応の起こる可能性を50倍以上に高めたという。2015年2月に稼働する予定。
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