米国のエネルギー関連会社のStem社は10月、米エネルギー省(Department of Energy:DOE)による、企業家や中小企業を対象とした助成プログラム「SunShot Initiative」に採択され、93万5000米ドルの資金を獲得したと発表した。

 Stem社は、この資金を使って、エネルギー貯蔵の評価用のソフトウェア・プラットフォームや、太陽光発電の導入率が高い地域における、分散型電力貯蔵システムの自動制御技術を開発する。

 これらの技術の確立によって、電力網への太陽光発電の大量導入時に要するコストを削減するとともに、導入後の電力網の安定性を向上させる。

 今回の提案は、サクラメント電力公社(Sacramento Municipal Utility District)の協力を得て立案した。