鷹架地区の完成予想図(出所:清水建設)
鷹架地区の完成予想図(出所:清水建設)
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千歳平北地区の完成予想図(出所:清水建設)
千歳平北地区の完成予想図(出所:清水建設)
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設置された東芝三菱電機産業システム(TMEIC)のPCS(出所:日経BP)
設置された東芝三菱電機産業システム(TMEIC)のPCS(出所:日経BP)
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 東芝三菱電機産業システム(TMEIC)は10月20日、青森県上北郡六ヶ所村で建設中のメガソーラー(大規模太陽光発電所)「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」向けに、パワーコンディショナー(PCS)「SOLAR WARE 500」を、総台数230台、総容量115MW 受注した、と発表した。

 「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」は、鷹架地区(65MW)と千歳平北地区(50MW)の2 カ所に分かれており、両サイト合せると着工済みの案件としては、国内最大規模となる。設置面積は東京ドーム約50 個分、一般家庭の約3 万8000 世帯相当分の電力を供給する見込み。ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)が建設を進めている。

 TMEICは、メガソーラー向けPCS において国内トップシェアを持つ。「SOLAR WARE 500」は、同社の主力機種で、今回の受注により、2014 年9 月までの累計受注台数が9000 台を超えたという。六ヶ所村サイトでの受注は、「高い変換効率や高品質、並びに豊富な納入実績などが評価された」という。

 「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」は、2015 年11 月の発電開始を目指す。EPC(設計・調達・施工)サービスは清水建設、太陽光発電設備の施工はユアテックが担当する。太陽光パネルは、サンパワージャパン製単結晶シリコン型(千歳平北地区)と、三菱電機製単結晶シリコン型(鷹架サイト)を設置する(関連記事)。