出力1.98MWのメガソーラー「DREAM Solar東北工場」(出所:大和ハウス工業)
出力1.98MWのメガソーラー「DREAM Solar東北工場」(出所:大和ハウス工業)
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 大和ハウス工業と、子会社の再生可能エネルギー発電事業者の大和エネルギー(大阪市)は、宮城県大崎市にある大和ハウス工業の東北工場内に建設した、出力1.98MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「DREAM Solar東北工場」が、9月30日に売電を開始したと発表した。

 大和ハウス工業がメガソーラーを建設・所有し、大和エネルギーが発電事業者となる。

 敷地面積は3万3783.18m2、総投資額は約7億円としている。年間発電量は、一般家庭約417世帯分の消費電力に相当する、約197万kWhを見込んでいる。年間売電額は、約8300万円となる見通し。

 施工は、大和小田急建設と大和物流(大阪市)が担当した。設置した太陽光パネルは、ドイツのハンファQセルズ製、パワーコンディショナー(PCS)は、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製。

 大和ハウスグループは、2013年度までに、合計出力約181MWの太陽光発電所を受注しているほか、再生可能エネルギーによる発電事業を62カ所、合計出力約72.8MWで取り組んでおり、(関連記事1)。再生可能エネルギーによる発電事業では、2018年度までに合計出力200MWを目指しているとしている。

 自社の工場跡地や屋根の有効活用した太陽光発電システムの設置にも注力しており、旧・鹿児島工場跡地で「DREAM Solar霧島隼人」(関連記事2)、岡山工場の屋根を活用した「DREAM Solar岡山工場」などを運営している。

■変更履歴
公開当初、大和物流の本社所在地を、東京都千代田区と表記していましたが、大阪府大阪市の誤りです。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2014/10/2 16:00]