ヨルダンの太陽光発電所への初の融資となる(出所:欧州復興開発銀行)
ヨルダンの太陽光発電所への初の融資となる(出所:欧州復興開発銀行)
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 欧州復興開発銀行(EBRD)は9月、ヨルダンで建設される出力20MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の開発と建設向けに、2500万米ドルを融資すると発表した。同行にとって、ヨルダンの太陽光発電所への初の融資となる。

 建設地は、ヨルダン南部のマアーン(Ma'an)から、南東13kmに立地する。EBRDの融資の目的は、持続可能なエネルギー資源の開発に貢献し、ヨルダンのエネルギーを通じた安全保障を強化することだとしている。

 米国の太陽光パネルメーカーのSunEdison社の子会社が、メガソーラーの開発、建設、運用を担当する。

 今回のメガソーラーへの2500万米ドルの融資は、欧州復興開発銀行と米国海外民間投資公社(OPIC)による協調融資となる。

 欧州復興開発銀行と米国海外民間投資公社は、2014年7月に稼働した、ヨルダンの出力240MWの火力発電所「Al Manakher」にも協調融資している。