東京大学工学系研究科の須賀研究室とランテクニカルサービス(本社東京)は2014年9月26日、高分子フィルムとガラスを接合した後、加熱工程を経てもはがれず、デバイス製造後に常温で剥離できる程度に接合強度を調節できる技術を開発した。例えば、フレキシブル基板の材料として用いるポリイミド(PI)フィルムは従来、支持体である搬送ガラス上に作製した後、搬送ガラスから剥離するためにレーザー処理しなければならず、歩留まりの悪さがコスト増の要因となっていた。今回の技術では、レーザー処理のための工程を省けるようになるので品質の安定化やコスト削減が期待できる。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
春割キャンペーン実施中!
>>詳しくは


日経クロステックからのお薦め

春割キャンペーン実施中!
日経BP総研の問い合わせフォーム

企業価値を高めたいとお悩みなら

日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。

ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。

日経BP総研の問い合わせフォームへ行く

日経BPで働きませんか

日経BPで働きませんか

「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。

日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。

Webシステムの開発・運用(医療事業分野)

システム開発エンジニア(自社データを活用した事業・DX推進)

システム開発エンジニア(契約管理・課金決済システム/ECサイト)