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スイスABB、再エネ電力の長距離送電を効率化する525kV対応の直流ケーブルを開発

2014/09/01 13:09
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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架橋ポリエチレンを絶縁体に使った525kV対応の直流送電用ケーブル(出所:ABB)
架橋ポリエチレンを絶縁体に使った525kV対応の直流送電用ケーブル(出所:ABB)
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 スイスABBは8月、送電可能な容量を従来比2倍以上に高められる、525kV対応の直流送電用ケーブルを開発したと発表した(ニュースリリース)。架橋ポリエチレンを絶縁体に使ったケーブルによる525kV対応は、業界初という。

 今回の直流送電用ケーブルを使うと、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー発電所の設備効率を改善し、コスト効率が向上するとしている。

 従来の架橋ポリエチレンを絶縁体に使った直流送電用ケーブルは、320kV対応が限界だった。この320kV品に比べて、対応できる電圧を64%高めたことで、送電容量を従来の1000MW(1GW)から約2600MW(2.6GW)と、2倍以上に増やした。

 また、送電損失を5%以下に維持できる距離を、従来の1000km以下から1500km以下に長距離化した。

 これらによって、長距離送電用の海底ケーブルや地中ケーブルに使えるようになった。

 送電時の損失を低減し、より多くの電力を、より長い距離で送電できるため、遠隔地に立地することが多い、太陽光発電所や風力発電所などを、基幹系統に連系しやすくなる。今後の再生可能エネルギー発電所の事業計画の変化に寄与すると強調している。

 例えば、今回のケーブルを使えば、1組のケーブルだけで、200万世帯の消費電力に匹敵する電力を、洋上風力発電所から送電できる。

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