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「グリーン電力市場」は2020年度に1兆2000億円に、矢野経済研究所が予測

  • 金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
  • 2014/08/22 18:31
  • 1/1ページ
グリーン電力の市場規模予測(出所:矢野経済研究所)
グリーン電力の市場規模予測(出所:矢野経済研究所)
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 「国内のグリーン電力市場は、2013年度実績の1350億円から、毎年36.6%の成長を続け、2020年度には1兆2000億円に達する」ーー。矢野経済研究所(東京都中野区)が8月21日にこうした予測を発表した。

 この予測では、「グリーン電力」を「太陽光や風力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギーによる発電電力」とし、「グリーン電力市場」を「新電力(PPS)がビジネスとしてグリーン電力を供給する事業の売上高」と定義した。一般電気事業者が、固定価格買取制度(FIT)により再エネ発電事業から買い取って、電力利用者に供給する分は含まない。

 2013年度のグリーン電力市場の規模は、すでに電力小売りが自由化されている高圧分野を中心に1350億円だったという。2016年度以降は、電力小売りが低圧分野まで自由化されるため、新電力各社は、差別化のため環境価値の高いグリーン電力の供給比率を高める事業計画を立てている。一般家庭でも、電力事業者やメニューを選択できるようになり、グリーン電力市場が急成長するという。2013年度から2020年度まで年平均成長率(CAGR)は36.6%で推移し、2020年度には1兆2000億円に達すると予測している。

 今後、太陽光、風力、バイオマス、地熱などの新規発電所の建設が加速していくが、それでも新電力間でグリーン電力の取り合いになるとみている。

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