「昭和シェル石油楠メガソーラー発電所」(出所:昭和シェル石油)
「昭和シェル石油楠メガソーラー発電所」(出所:昭和シェル石油)
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 昭和シェル石油は7月31日、三重県四日市市の製油所内に「昭和シェル石油楠メガソーラー発電所」の竣工式を開催したと発表した。昭和四日市石油(三重県四日市市)の四日市製油所楠地区タンクヤードに出力約2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を設置した。

 発電事業主は昭和シェル石油となり、昭和四日市石油に運営を委託する。昭和シェル石油が単独で事業主となる太陽光発電所としては6カ所目となる。太陽光パネルは、ソーラーフロンティア製のCIS化合物型、施工は昭石エンジニアリングが担当した。パワーコンディショナー(PCS)の製造企業は未公表。発電した電力は全量中部電力へ販売する。

 昭和シェル石油は、宇部興産との合弁会社を通じて出力約21MW、コスモ石油と日本政策投資銀行との3社による合弁会社を通じて8カ所で合計出力約24MWの太陽光発電所を稼働もしくは建設を計画している。