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 東芝は、「2週間充電不要」(同社)であることをうたうリストバンド型活動量計「WERAM1100」を発売する。同社が半導体事業で培ってきた独自の信号処理技術により、動作時の消費電力を最小限に抑えたことで実現したという。2014年8月11日にAmazonやYahoo!ショッピングで予約受付を開始し、同月20日から販売を始める。

 発売する活動量計は、加速度センサーで測定した情報を分析し、歩数・移動距離・消費カロリーなどの「活動量」と睡眠時間・睡眠サイクルなどの「睡眠」を推定する。算出されたデータはBluetoothでスマートフォンへ転送し、専用アプリ(アプリケーションソフトウエア)上にグラフなどで表示できる。専用アプリ上では、「食事」を写真で記録することができるため、活動量・睡眠・食事をトータルで管理できるという。

 2週間充電不要であるため、旅行や出張など外出先でも充電を気にせず使用することができる。また、東芝が独自開発したアルゴリズムにより、活動状態、睡眠状態を自動的に判定できるため、入眠時・起床時に手動で切り替える必要なく24時間、活動を計測し続けられる。

 リストバンド上での簡単な操作で、個人のライフスタイルにあわせて設定したイベントを記録できる。例えば、朝食の時刻や運動開始時刻などのライフログを記録することができるとする。バイブレーション機能を備えており、歩数などのユーザー自身が設定した目標の達成時やアラーム設定時刻にリストバンドが振動して通知する。

 東芝は今後、リストバンドをはじめとする多様なウエアラブル商品とクラウドを連携させ、ビッグデータを独自エンジンで分析した結果をユーザーにフィードバックするサービスを展開していく予定としている。