国内最大級の宇宙イベント「宇宙博2014 -NASA・JAXAの挑戦」が千葉市の幕張メッセで開催中だ(会期は2014年9月23日まで)。400点を超える展示物が出展され、日本にいてはなかなか見られない展示物も少なくない。ここでは米航空宇宙局(NASA)関連の展示物の中から、日経テクノロジーオンライン編集部が注目した展示物を写真で紹介する。

図1●有人宇宙飛行に向けて米国が実施した大気圏再突入試験に使用されたノーズコーン(ロケットの先端部分)の外観
試験には弾道ミサイル「レッドストーン」の発展型である観測ロケット「ジュピターC」が使われ、同ノーズコーンはそこから回収された。
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図2●図1のノーズコーンの裏側
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図3●米国が開発した初めての液体燃料大陸間弾道ミサイル「タイタンI」(2段式)の第1段エンジン
燃焼器、燃焼器に燃料を送り込むターボポンプから主に構成され、燃焼器はさらに燃料を燃やす燃焼室と燃焼ガスを加速させるノズルから成る。
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