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超音波診断装置向けのパルス生成器IC、STが高集積品を発売

2014/08/08 10:58
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 伊仏STMicroelectronics社は、8チャネルの超音波パルス生成器IC「STHV800」を発表した。低電圧CMOSロジック回路やアナログ回路、ドライバー回路をSOI-BCDプロセス技術で1チップに集積した。POCT(point of care testing)タイプの超音波画像診断装置の他、ソナーやレーダー、非破壊検査装置など、圧電トランスデューサーを駆動するさまざまな用途に利用可能。既に量産を開始している。

 今回のICには、コントローラ・ロジック・インターフェース回路の他、レベルトランスレータや高耐圧MOSFETゲートドライバ、雑音抑止ダイオード、出力段の高出力MOSFETを集積した。各チャネルのパルス波用と連続波用の出力段は送受信スイッチと統合しており、送信フェーズでのデカップリングを保証する。出力電圧遷移が高速で対称なため、鮮明な画像を得ることができ、高コストの画像処理アルゴリズムは不要という。

 入力電圧範囲は1.5~3.6V、出力電圧範囲は最大±90V。ジッターは10ps未満で、超音波ドップラー解析において正確な周波数応答を保証できるようにした。2次高調波歪みは-40dB以下で高い画質を得やすい。外付けのリファレンスキャパシターは不要である。

 実装面積8mm×8mmのLGAパッケージに封止する。単価は1000個購入時に約16米ドル。

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