発売したIoTゲートウェイ
発売したIoTゲートウェイ
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 ヘルスケア関連のICT事業を手掛けるYUWAは、Bluetooth Low Energy(Bluetooth LE)に対応するゲートウェイ「IoT Gateway with BLE」を発売した。Bluetooth LEの通信機能を備えるセンサーや計測機器で測ったデータを、サーバーに自動送信できる。

 ここにきて、体温計や血糖値計などのヘルスケア機器が、Bluetooth LEの通信機能を実装する事例が増えている。今回のゲートウェイでは、利用者が意識しない間にこれらのヘルスケア機器と通信し、体温や血糖値などの測定データをサーバーに自動送信できる。スマートフォンやタブレット端末を経由してサーバーにデータを送信する手法に比べて、利便性が高い。

 各種機器の遠隔制御を仲介する機能も実装可能。セキュリティーやHEMS(home energy management system)に利用することも可能とする。

 通信事業者などを対象に、発売後2年以内に1万台の販売を目指す。次期製品では、Bluetooth LEに加えて無線LANやZigBeeをサポートする予定だ。