千葉県富津市のメガソーラーの完成予想図(出所:JFEエンジニアリング)
千葉県富津市のメガソーラーの完成予想図(出所:JFEエンジニアリング)
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 キューコーリース(福岡市)、九電工、JFEエンジニアリングは7月8日、千葉県富津市で出力2.8MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設に着手したと発表した。発電事業の主体は、キューコーリース60%、九電工30%、JFEエンジニアリング10%の出資比率で設立した千葉シャインエナジーとなる。2015年1月の完成予定。年間の発電量は、313万7200kWhを見込む。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、JFEエンジニアリンググループのJFEテクノス(横浜市)が担当する。太陽光パネルは京セラ製、パワーコンディショナー(PCS)は富士電機製を採用する。

 キューコーリース、九電工、JFEエンジニアリングの3社は2013年6月に再生可能エネルギーによる発電事業を共同で推進することで業務提携し、九州地区を中心に全国でメガソーラーの開発を進めている。富津市の案件は、2013年12月に稼動した熊本県玉名郡での1.7MWのメガソーラーに続く3社提携スキームの第2弾で、九州地区以外における初めてのプロジェクトとなる。