「格安スマホ」で話題を呼んでいるイオンのスマートフォン。その第2弾の製造委託先は台湾Foxconn(鴻海)グループであることが、筆者が代表を務める調査会社のTMR台北科技の調べで明らかになった。

図1:第1弾の税別月額固定料金よりも1000円安い
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 イオンが2014年7月4日に発売するスマホの第2弾は、「geanee FXC-5A」(図1、ニュースリリース)。端末サプライヤーはジェネシスホールディングスである(関連記事「そのタクシー会社は、なぜ“機器メーカー”の道を選んだのか」)。

 第1弾と同様に、MVNO事業者を起用した安価な通信サービスとスマホを一括提供する。第2弾で起用したMVNO事業者はビッグローブだ。通信速度は1Gバイトまで下り最大14Mビット/秒(それ以降は128kビット/秒)、税別月額固定料金は1980円(端末分が630円、通信サービス分が1350円)である。端末代金は、24回払いの合計金額で税別1万5120円、税込みで1万6329円だ。

 販売目標台数は5万台と、8000台限定だった第1弾と比べて大幅に多い。イオンのほかコンビニエンスストア「ミニストップ」の51店舗を加え、447店舗で販売する。