データセンター運営事業者のビットアイルは6月5日、鹿児島県鹿屋市に出力約11MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「下高隈メガソーラー」を建設すると発表した。発電事業の主体は、同社の子会社で再生可能エネルギー発電事業者であるテラ・パワー(東京都品川区)になる。

 竣工は2015年3月の予定。ビットアイルは、同メガソーラーの完成後、自社グループで保有する、または、一般投資家に売却することも検討しているという。

 下高隈メガソーラーは、約17万8000m2の敷地に建設する。発電開始後、自社グループで保有を続けた場合の年間売電額は約5億円、粗利益率は約35%を予想している。

 導入する太陽光パネル、パワーコンディショナー(PCS)については未定とする。

 太陽光発電システムと土地購入などに要する事業費用は50億~60億円とし、資金は自己資金と借入金で賄う。