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GEヘルスケア、大口径フラットパネルで広範囲の画像を取得できる自走式血管X線撮影装置を発売

2014/06/06 15:30
大下 淳一=日経デジタルヘルス
Discovery IGS 740の外観
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利用シーン
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 GEヘルスケア・ジャパンは2014年6月5日、自走式血管X線撮影装置(アンギオ装置)の最上位機種として、大口径フラットパネルを搭載した「Discovery IGS 740」を発売した(リリース)。大口径フラットパネルを搭載することで、大視野のイメージングが求められる腹部血管や非血管系のカテーテル(インターベンション)治療にも対応できるようにした。外科手術とカテーテル治療を組み合わせたハイブリッド手術向けの手術室を設置予定の施設などに向ける。

 近年、外科手術に比べて侵襲の少ない治療法として、カテーテルやステントを使うインターベンション治療が普及しつつある。例えば、発症後数年で死に至ることもある大動脈弁狭窄症の治療には、大腿動脈や麻酔下で小さく開いた左胸から直接カテーテルを挿入して人工弁を留置する「経皮的大動脈弁植込み術(TAVI:transcatheter aortic valve implantation)」が使われるようになってきた。

 こうした新しいハイブリッド治療では、限られたスペースに多くの周辺機器を置く必要があるため、天吊り式の柔軟な動きと床置き式の安定した画質を両立できるX線撮影装置が求められる。こうした背景から、GEヘルスケア・ジャパンは2013年4月に、床置き式と天吊り式の利点を融合した国内初の自走式アンギオ装置「Discovery IGS730」を発表した。今回は装置の動きを改善するとともに、大視野が得られる40cm口径のフラットパネルを搭載した。自走式アンギオ装置では、手術用のスペースを確保しやすいことに加え、天吊りレールがないために清潔な空調環境を保てるという。

 Discovery IGS 740は、自走機能や大口径フラットパネルに加えて、描出能の高い3D画像を利用したロードマップ機能などを備える。この機能ではアンギオでの3D撮影なしに、透視画像とのFusionが可能であり、治療時の解剖学的情報提供を支援するという。この他、ワイドボア3Dを採用し、これまでは難しかった肝臓領域の辺縁などの撮影も可能にした。

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