建設地の「トーシンレイクウッドゴルフクラブ」跡(出所:オリックス)
建設地の「トーシンレイクウッドゴルフクラブ」跡(出所:オリックス)
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 オリックスは6月4日、三重県津市のゴルフ場跡地に、太陽光パネルの直流出力約51MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設すると発表した。ゴルフ場跡地を活用したメガソーラーとしては、国内最大規模になる。

 三重県津市は、国内有数の年間日射量を誇る地域にあり、太陽光発電事業に向くという。

 2016年5月に発電を開始し、発電開始後の初年度の年間予想発電量は、一般家庭約1万6620世帯分の年間消費電力に相当する5982万4400kWhを見込んでいる。

 建設地は、1月に営業を終了した「トーシンレイクウッドゴルフクラブ」跡地で、約119万5860m2の敷地に、東芝製の太陽光パネル20万4120枚を設置し、太陽光パネルの出力は51.03MW、交流変換後の系統連系する出力は42MWとなる予定。

 設計・施工は、中部電力グループの電設企業のトーエネックが担当する。パワーコンディショナー(PCS)は、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用する。