スポットケムi-Pack OxystressTest
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スポットケムIM SI-3511
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 アークレイは、同社の免疫反応測定装置向けの専用試薬として、酸化ストレス測定試薬を2014年6月10日に発売する(リリース)。

 同社が発売する「スポットケムi-Pack OxystressTest」は、体内の酸化ストレス度を測定できる研究用試薬(キット)。同社が発売済みの免疫反応測定装置「スポットケムIM SI-3511」を使い、血液を試料として身体の酸化度(OS:oxidative stress)と抗酸化力(AP:antioxidant power)を全自動で測定できる。これにより、体内の酸化ストレス度を分析することが可能だ。

 酸化ストレスは、体内の活性酸素による酸化作用と抗酸化システムのバランスが崩れ、酸化状態に傾くことで体が受けるダメージを指す。近年では、酸化ストレスの上昇が老化や生活習慣病などの発症に関与すると考えられており、予防医学などで有用性が期待されている指標という。

 アークレイは今回の新製品を「第14回 日本抗加齢医学会総会」(2014年6月6~8日、大阪国際会議場)に出展する。