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血中遺伝子検査による大腸がんの薬効予測技術、シスメックス子会社とMerck Seronoが共同開発

2014/06/04 14:31
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 シスメックス子会社のシスメックス アイノスティクスとドイツMerck Serono社は、大腸がんにおける血中遺伝子変異検査薬の共同開発契約を締結した(リリース)。今後、薬事承認取得と市場投入を目指す。

 この契約では、Merck Serono社が発売済みの転移性大腸がんに対する分子標的治療薬「セツキシマブ(製品名:アービタックス)」向けのコンパニオン診断薬として、血中RAS遺伝子変異検査薬を共同開発する。ここでコンパニオン診断薬とは、医薬品の効果や副作用を投薬前に予測するために行う臨床検査のこと。RAS遺伝子は、変異によってがんを引き起こすことが知られている遺伝子の一つである。

 開発に当たっては、シスメックス アイノスティクスが保有する「BEAMing技術」を利用する。同技術では、血液中に放出される微量のがん遺伝子(血中循環がん遺伝子)を高感度に検出できるという。このため、患者からがん組織の一部を採取する生体検査(Biopsy)に代わって非侵襲で抗がん剤の適応を知ることができる。いわゆる「Liquid Biopsy」と呼ばれる手法である。今後、がん組織を利用するコンパニオン診断薬は、Liquid Biopsyに置き変わることが期待されるとしている。

日経デジタルヘルス Special

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