「LIXIL須賀川 SOLAR POWER」の航空写真(出所:LIXIL)
「LIXIL須賀川 SOLAR POWER」の航空写真(出所:LIXIL)
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「ソーラーベースプロ<メガタイプ>」の設置イメージ(出所:LIXIL)
「ソーラーベースプロ<メガタイプ>」の設置イメージ(出所:LIXIL)
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 LIXILは5月26日、同社として3番目となるメガソーラー(大規模太陽光発電所)「LIXIL須賀川 SOLAR POWER」を、同社・須賀川工場(福島県須賀川市)の遊休地に建設し、本格的に稼動を始めたと、発表した。出力は6.35MWで、年間発電量約7800MWhを想定する。発電電力の全量を東北電力に売電する。

 サンテック製の多結晶シリコン型太陽光パネルを2万1912枚、設置した。パワーコンディショナー(PCS)は、500kW機を11台設置した(製造企業は未公表)。架台には、LIXIL製のアルミ製架台「ソーラーベースプロ<メガタイプ>」を採用した。設計・施工はNTTファシリティーズが担当した。メガソーラーを一望できる展望台を併設した管理棟を備え、今後、学校や企業、自治体などの見学者を受け入れ、普及啓発活動を行う予定。

 LIXILは、2011年2月に同社の有明工場(熊本県玉名郡)と岩井工場(茨城県坂東市)に、それぞれ3.75MWのメガソーラーを稼動している。