NTTスマイルエナジー(大阪市中央区)は5月15日、太陽光発電遠隔モニタリングサービス「エコめがね」利用者の太陽光発電システム1日あたりの総発電量が1GWhを超えたと発表した。エコめがねで集計した1kW当たりの都道府県別の年間発電量も公開した。それによると、発電量の多いトップ5は、多い順から宮崎、徳島、山梨、北海道、愛知だった。
「エコめがね」は、クラウドを活用することにより、スマートフォンやパソコンを通じ、いつでもどこからでも発電状況を確認できる遠隔監視サービスで、2011年11月に家庭向けに提供を始めた。固定価格買取制度の施行を受けて、主に50kW以下の低圧線に連系する太陽光発電設備向けにも同サービスを始めた。
現在、同サービスを取り扱う太陽光発電システム販売会社は700社を超え、採用した太陽光発電システムの出力は5月中に200MWを超える見込み。利用者の増加と、日照時間の拡大などにより、1日あたりの総発電量が1GWhを超えたとみている。