アプリックスIPホールディングスは、医療や看護、介護、福祉、障がい者支援分野でのアプリケーションやサービス開発用に、同社のペンダント型Beaconを無償貸与する。

 同社によれば、ペンダント型Beaconは発表以来引き合いが多く、商用利用向けの大口ロットでの購入が続いており、少量での提供には対応できていなかった。一方、医療や看護、介護、福祉、障がい者支援向けにBeaconを活用したアプリやサービスを開発したいという声が多いことから、優先的に対応するとの判断に至ったという。

 Beaconに用いているBluetooth技術は、患者や介護者が身につけるペンダント型ウエアラブル機器としての利用実績はまだほとんどないという。今回、アプリケーションやサービスの開発者と連携することにより、導入予定の現場やサービスにおける安全性を確認していくとともに、より使いやすい製品への改良を行うとしている。