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世界で4K放送の商用サービスが続々スタート、当初はSamsung製テレビが受信をほぼ独占

野澤 哲生=日経エレクトロニクス
2014/05/01 18:45
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 日本では2014年6月2日に、次世代放送推進フォーラムやジュピターテレコム(J:COM)が画素数が4K(3840×2160画素)の映像を用いた放送またはストリーミングによる映像配信サービス(以下、4K放送)の試験を、衛星放送(CS)やケーブルテレビで始めることが明らかになった(関連記事)。

 一方、世界では2014年4月以降、4K放送の商用サービスが続々と始まっている。ただし、その多くが現時点では、特定の4Kテレビ、具体的には、韓国Samsung Electronics社が2014年3月以降に発売した4K対応のスマートテレビでしかでしか受信できない。それでも対応する4Kテレビは今後増える見通し。4K放送を受信可能なセットトップボックス(STB)なども2014年後半には続々と発売される。世界では4K放送が「見たい人には見られる」状況になりつつある。

Netflixはこっそり発進

 4月になって商用の4K放送サービスを始めた代表格は米Netflix社だ。同社は2014年4月6日、一部の4Kテレビ向けに4K映像のビデオオンデマンド(VOD)サービス「4K Netflix」を始めたもようだ。正式発表はしておらず、“β版”に近い位置付けだが、米国のほか、Netflixを視聴できる国・地域であればどこでも視聴できる。受信には、少なくとも動画符号化技術の規格「H.265/HEVC」やHDMI 2.0に対応した4KテレビまたはSTBなどが必須となる。このため、2013年に発売された多くの4Kテレビは、アップグレードなしでは4K Netflixを視聴できない。著作権保護技術の規格「HDCP 2.2」への対応など、受信条件の詳細については明らかにしていないが、Samsung Electronics社が2014年3月以降に発売した4K対応スマートテレビであれば視聴できることが分かっている。Samsung Electronics社が用意したアプリ「Netflix app」をテレビにインストールして視聴する。

 Netflix社に続いたのは韓国のケーブルテレビ統括会社(MSO)であるCJ HelloVision社だ。同社は2014年4月10日、ケーブルテレビで初の4K放送(実際にはVODサービス)を開始した。視聴には、やはりSamsung Electronics社製の新しい4K対応スマートテレビ製品が必要になる。

 CJ HelloVision社の4K放送はある意味、“本物の4K放送”として世界初の商用サービスといえる。業界関係者の多くは、本物の4K放送の必要条件として、4Kかつプログレッシブ表示でフレーム速度が60Hz(60p)以上、そして各色の階調が10ビット以上であることを挙げているが、それに合致した初めてのサービスだからだ。Netflix社、あるいは2013年に始まった一部の4K映像のストリーミング配信サービスはいずれも30p以下だった。

 そして2014年4月30日、今度は韓国のIPTVサービス事業者であるSK broadband社がIPTVでの4K放送を開始した。

 近い将来には、アニメ映画で知られる米DreamWorks Animation社などが設立した映像配信サービスのM-GO社も4K放送をSamsung Electronics社製テレビを対象に始める。さらに、韓国の衛星放送サービスKT SkyLife社も4K放送サービスを提供開始する見通しである。

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