ミサワホームの「エムスマートシティ熊谷」のロゴ(出所:ミサワホーム)
ミサワホームの「エムスマートシティ熊谷」のロゴ(出所:ミサワホーム)
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 ミサワホームは4月18日、同社グループが推進する環境に配慮した戸建て分譲住宅街を「エムスマートシティ」のブランド名で展開すると発表した。第1弾として、販売子会社のミサワホーム西関東(さいたま市)と共に進めている「熊谷スマート・コクーンタウン」を「エムスマートシティ熊谷」に変更する。

 ミサワホームでは、気候風土や立地条件に適した採光や通風などパッシブ型環境対応の住宅設計に取り組んでいる。加えて、太陽光発電システムや住宅エネルギー管理システム(HEMS)、電気自動車(EV)充電用外部コンセントなどの採用を進めている。こうした環境に配慮した街づくりをより一層訴求するため、ミサワホームグループが手掛ける環境配慮型の分譲住宅街を「エムスマートシティ」に統一し、ブランド展開する。

 第1弾となる「エムスマートシティ熊谷」では、打ち水効果を高めたり、風の通りを作ったりするなど、街全体にパッシブ型設計を採用した。また、全棟に太陽光発電システムや燃料電池、HEMS、EV充電用外部コンセントを設置するほか、通風・排熱を促す設計などを導入し、全棟でゼロエネルギー住宅を目指す。

 ミサワホームは、戸建住宅では「エムスマートモデル」、リフォームでは「エムスマートリフォーム」として個々の住宅のスマート化を推進しており、今後「エムスマートシティ」とあわせてブランド展開する。