東京電波群馬工場敷地内に建設したメガソーラーシステム(出所:村田製作所)
東京電波群馬工場敷地内に建設したメガソーラーシステム(出所:村田製作所)
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 村田製作所が子会社である東京電波(東京都大田区)の群馬工場敷地内に建設を進めていた出力1.6MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が3月から発電を開始した。太陽光パネルはシャープ製で、EPC(設計・調達・建設)サービスはシャープが担当した。年間発電量は一般家庭約540世帯の消費量相当を見込み、東京電力や新電力(PPS)に売電する。東京電波は水晶発振子など水晶デバイスの製造・販売が主力事業で、2013年8月に村田製作所が完全子会社化した。

 村田製作所ではこれまで京都府長岡京市の本社ビルに出力50kW 、滋賀県野洲市の野洲事業所内に同1MW 、中国の深セン村田科技有限公司 の敷地内に同1MWの太陽光発電システムを設置しており、今回の東京電波群馬工場 をあわせると合計出力は3.6MWに達する。