宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2014年3月25日、同年2月28日に種子島宇宙センターから打ち上げた全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)が初画像を取得したと発表した。GPM主衛星は、JAXAが情報通信研究機構(NICT)と共同で開発した二周波降水レーダー(DPR)と、米航空宇宙局(NASA)が開発したGPMマイクロ波放射計(GMI)を搭載する。両者を組み合わせることで、熱帯から高緯度まで(北緯65度から南緯65度)の降水・降雪の様子をより高精度に観測することが可能になる上、将来的には降水・降雪の予測精度の向上が期待できるという。
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