ファンドクリエーショングループは3月20日、同社が福岡県田川郡川崎町に建設しているメガソーラー(大規模太陽光発電所)「川崎町田原太陽光発電所」に投資するファンドが完売し、払込が完了したと発表した。同発電所は、2013年12月に同町の工業用地に着工した約1.7MWの設備で、太陽光パネルはシャープ製を採用し、EPC(設計・調達・建設)もシャープが担当する。運転開始は、2014年3月31日の予定だ。

 同発電所は、建設中から太陽光発電ファンドの組成を進め、「福岡川崎ソーラーファンド」として、募集を開始していた。募集総額は6億1000 万円で、一口当たりの金額 は1000 万円だった。同社は、不動産ファンド事業の経験を生かして、太陽光発電事業に取り組んでいる。設備認定の申請準備中の案件を含めて、15サイトを手掛ける。固定価格買取制度(FIT)の買取価格42円/kWhの案件が44MW、総事業費132億円、同36円案件が21MW、63億円、申請準備中の案件が26MW、78億円となっている。