13.5MWのメガソーラー「那須烏山上川井太陽光発電所」の完成後のイメージ(出所:オリックス、JFEエンジニアリング)
13.5MWのメガソーラー「那須烏山上川井太陽光発電所」の完成後のイメージ(出所:オリックス、JFEエンジニアリング)
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 オリックスとJFEエンジニアリング(東京都千代田区)は3月19日、栃木県那須烏山市に出力13.5MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「那須烏山上川井太陽光発電所」の建設に着手したと発表した。

 両社が出資して設立したSPC(特定目的会社)「那須烏山上川井ソーラー」が、複数の地権者から土地を賃借し、発電事業に取り組む。オリックスは、SPCの出資金以外に必要な資金の調達などを含むアセットマネジメントを、JFEエンジニアリングは、メガソーラーの設計・建設をそれぞれ担う。

 那須烏山上川井太陽光発電所は、2015年4月に完成し、稼働後の年間発電量は1461万5000kWhを予想している。一般家庭4060世帯分の消費電力量に相当する。

 建設に当たり、那須烏山市が企業誘致・立地支援制度を適用し、奨励金を交付する予定という。

 設置面積は26万7000m2で、韓国ハンファQセルズ社製の太陽光パネル約5万3000枚を設置する。パワーコンディショナー(PCS)は富士電機製で、PCSの容量は11MWである。