米Micrel社は、最大50A出力が可能な降圧型DC-DCコンバーター制御IC「MIC2111」を発売した。出力電圧の安定化制御方式は、バレー型電流モードと電圧モードの両方に対応しており、用途に応じてどちらか一方を選択できる。例えば、高い負荷過渡応答特性が必要な場合はバレー型電流モード方式、EMI(放射電磁雑音)を低く抑えたい場合は電圧モード方式を採用すればよい。出力は1チャネルで、シングルフェーズである。外付けのスイッチング素子には、業界標準であるDrMOSモジュールが使える。もちろん、ディスクリートのパワーMOSFETを使用することも可能だ。サーバーやルーター、交換機、プリンター、スキャナー、グラフィックス・カードなどに向ける。
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