日本板硝子の子会社である、西日本板硝子センターの建設用ガラスの加工工場内の地上と屋根に設置した
日本板硝子の子会社である、西日本板硝子センターの建設用ガラスの加工工場内の地上と屋根に設置した
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 米国の大手太陽光パネルメーカーのファーストソーラー社は、福岡県北九州市に建設していた出力1.3MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が、3月17日に完成したと発表した。同社が発電事業者として、発電した電力を九州電力に売電する。設置した太陽光パネルは、化合物系の一つであるカドミウムテルル(CdTe)型である。

 完成したメガソーラーは、日本板硝子の子会社である、西日本板硝子センターの建設用ガラスの加工工場内の地上と屋根に設置した(関連記事)。

 日本板硝子は、ファーストソーラー社にガラス基板を供給している。今回のメガソーラーに設置したカドミウムテルル型太陽光パネルは、ファーストソーラー社製で、同社では、使用後の太陽光パネルを回収し、リサイクルするシステムを用意していることを強調している。

 メガソーラーの建設は、大林組と安川電機が担当した。パワーコンディショナー(PCS)は三社電機製作所製、架台は大林組が作製した。

■変更履歴
公開後に画像と設備メーカーの情報を追加しました。 [2014/03/19 19:51]