欧州の太陽光発電の業界団体European Photovoltaic Industry Association(EPIA)は2014年3月6日、2013年の世界の太陽光発電の導入状況について発表した。

 それによると、2013年の太陽光発電の新規導入量は定格37GW以上で、2012年の同29.9GWを大きく上回った。2013年末までの累計では136.7GWとなる。

 国・地域別でみると、最も導入量が多かったのは中国で11.3GW。次いで日本が6.9GW。3位は米国で4.8GWだった。

 一方、これまで約10年間市場を牽引してきた欧州は新規導入量が大きく減少した。ドイツは3.3GWで、前年の7.6GWから約57%減。イタリアは1.1G~1.4GWで前年比約70%減だった。EPIAは「市場の牽引役は従来の欧州からアジアに移った」とみる。