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三井化学、独企業と提携し、太陽光発電に関する診断・コンサルティング事業を開始

2014/03/07 18:40
金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
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太陽光発電における三井化学グループの強み(出所:三井化学)
太陽光発電における三井化学グループの強み(出所:三井化学)
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 三井化学は3月6日、ドイツのPI Photovoltaik-Institut Berlin社(フォトヴォルタイク インスティテュート ベルリン、以下PI社)と提携し、太陽光発電に関する診断・コンサルティング事業を開始すると、発表した。事業開始についてPI社と合意し、現在、独占的にライセンスを受ける契約の締結に向けて協議している。また、すでに国内の銀行や発電事業計画者、研究機関などと同事業に関する契約締結を進めている。

 PI社は、欧州を拠点に、研究・開発機能をもつ認定試験所として、世界市場を対象に太陽光パネルに関する試験、認証、研究・開発、太陽光発電所向けサービスを提供している。

 今後、国内で提供する太陽光発電の診断に関する具体的な内容は、太陽光パネルの選定時や設置前の品質・信頼性の評価、太陽光発電所の運用時における発電性能の評価、不良パネルの検出、発電所転売時における資産価値評価など。また、コンサルティングの具体的な内容は、発電所の計画・検収における支援、第三者評価レポートの発行など。

 欧州では、多くの太陽光発電所でパネルの出力不良などのトラブルが発生し始めており、設置前のパネルの品質評価、運用時の不具合を早期に発見するニーズが高まっている。太陽光発電事業への参入が増加している国内においても、今後同様の事態が発生すると予測されるという。

 三井化学グループは、太陽電池用封止シートなどの部材を提供するとともに、太陽光発電部材やパネルの分析・解析・試験サービスを提供しており、愛知県田原市に建設中の国内最大級の太陽光・風力発電所の事業者でもある。また茂原分工場には、診断・コンサルティング事業の開始に向けて、診断技術の実証発電所を建設中だ。
 

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