Welspun Energy社がインドで建設したメガソーラーの例。写真はマディヤ・プラデーシュ州のメガソーラー(出所:Welspun Energy社)
Welspun Energy社がインドで建設したメガソーラーの例。写真はマディヤ・プラデーシュ州のメガソーラー(出所:Welspun Energy社)
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 インドの大手エネルギー会社のWelspun Energy社は、出力151MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設プロジェクトを発足させたと発表した。

 今回のメガソーラーは、インド中央部のマディヤ・プラデーシュ州に立地する。稼働後の年間予想発電量は、マディヤ・プラデーシュ州の住宅62万4000軒分を十分に賄える量という。

 Welspun Energy社の子会社であるWelspun Solar Madhya Pradesh社が落札し、当初の計画よりも8カ月前倒しで建設プロジェクトをまとめ上げた。

 インドではエネルギーの安全保障に対する配慮から、出力規模の大きな太陽光発電の開発を政府や州政府が積極的に支援している。こうした中で、Welspun Energy社は、2017年までに、太陽光発電と風力発電で合計1.75GWの発電所を開発することを目標に掲げている。

 Welspun Energy社は現在、合計600MW以上の再生可能エネルギーによる発電所の建設計画を進めており、このうち合計217MWについては、すでに発電を開始している。