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東芝が「第3の柱」ヘルスケア事業の戦略を発表、ゲノム解析やカプセル内視鏡にも参入

4分野の取り組みで2017年度に1兆円事業に

2014/02/20 16:59
小谷 卓也=日経デジタルヘルス

東芝
東芝の田中社長

 東芝は2014年2月20日、ヘルスケア事業戦略に関する記者会見を開催し、(1)予防、(2)診断・治療、(3)予後・介護、(4)健康増進、の4分野に渡る事業を推進していく考えを示した。「広範囲の技術を融合した異次元ヘルスケアの創造」(同社 代表執行役社長の田中久雄氏)を進め、2015年度に6000億円、2017年度に1兆円の売上高を目指す。

 東芝は2013年8月に実施した経営方針説明会において、ヘルスケア事業をエネルギーとストレージに続く「第3の柱」に据える方針を打ち出していた(関連記事)。今回は、その具体的な事業戦略を明らかにした格好だ。

ゲノム解析事業に参入

 (1)の予防分野については、新たにゲノム解析事業に参入する。ここに、これまで開発を進めてきたウエアラブルセンサーやバイオセンサーなどを融合させる。これにより、遺伝的因子と生活因子を組み合わせ、個々人に合った予防や病気の予測の実現に向けた事業の展開を図る。

 ゲノム解析事業は、文部科学省と科学技術振興機構による「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」の枠組みの中で進める考え。まず、東北メディカル・メガバンク機構を擁する東北大学などと連携し、「日本人向けアレイチップ」を開発。そこに、東芝のビッグデータ解析技術を組み合わせる。アレイチップは2016年度に実用化する考え。順次、海外向けの改良も進める。

東芝
日本人向けアレイチップを開発

 ウエアラブルセンサーについては、既に発表している「Silmee」を2014年度に実用化する(関連記事)。心電/脈波/温度/体動/音/SpO2を同時計測できる端末である。この他、超小型で生体親和性が高い飲み込めるセンサーや、磁気センサー材料・超音波素子による生体計測システムの開発も進める。

日経デジタルヘルス Special

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