日鉄鉱業は2月18日、栃木県にある同社所有の遊休地を活用して、出力1.5MWのメガソーラー(大規模太陽光発電)事業を開始すると、発表した。同社では、すでに全国4カ所の遊休社有地でメガソーラー事業を稼働もしくは計画しており、今回の案件で5カ所目となる。同社では、これまでも、休廃止鉱山跡地などの遊休社有地の有効活用に取り組んできたが、2012年7月に施行され固定価格買取制度(FIT)を契機として、遊休社有地を活用した太陽光発電事業に取り組むことを決めた。

 今回、発表したメガソーラーは、栃木県下都賀郡野木町の2万8000m2の敷地に設置し、2014年11月に運転開始の予定。設備容量は1.5MWで、年間の予想発電量は約190万kWh。設備投資額は約6 億円。

 すでに運転しているメガソーラーの設置場所は、北海道虻田郡(1.99MW)と、福岡県飯塚市(1.453MW)。2014年3月に稼働予定なのが福岡県飯塚市(1.75MW)と長崎県佐世保市(1.5MW)となる。