Webモニタリングサービスの画面例(出所:シャープ)
Webモニタリングサービスの画面例(出所:シャープ)
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 シャープは2月18日、インターネットを通じて顧客の太陽光発電システムの運転状況を見守る「Webモニタリングサービス」を2009年4月に開始し、2013年12月に累計加入数が4万件を超えましたと、発表した。

 太陽光発電システムの運転状況は、リビングなどに設置されたモニタで顧客自身が確認することが一般的だが、「Webモニタリングサービス」ではインターネットを通じて、システムの運転状況をシャープが無償で監視する。定期的に発電量の診断レポートを専用のWebサイトで通知するほか、不具合を検知した場合はモニタ上に表示し、迅速な点検や修理につなげるという。近隣の太陽光発電システムの運転状況との比較による診断も実施しており、加入数が増えることで診断の精度向上にもつながるとしている。

 同社は、2015年度までに同サービスの加入件数の倍増を目指すとともに、ネットワーク上で得られたビッグデータを家庭向けエネルギーマネジメントサ ービスへ活用することも検討している。