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 ロームは2014年2月12日、照明器具としての発光効率が190lm/Wの直管形LEDランプ「F-FAC40MN1」を開発したと発表した。同年2月中にサンプル出荷を開始し、同3月には月産1万本の規模で量産するという。190lm/WというLEDランプは製品としては世界最高水準の効率のランプである。

 新製品では、基板に高反射シートを採用したことなどで光の取り出し効率を140lm/Wだった従来品に比べて約16%向上させた。加えて、LED光源の効率も同約16%、さらに電源回路の効率も同3%向上させたという。

 消費電力は13Wで、全光束は2480lm。ローム独自のチップの実装技術でチップ間隔を狭め、ムラのない面発光を実現したとする。演色性はRa80であるという。