かつて東洋一の規模と言われた錦海塩田の跡地(出所:岡山県)
かつて東洋一の規模と言われた錦海塩田の跡地(出所:岡山県)
[画像のクリックで拡大表示]

 岡山県は1月31日、瀬戸内市の錦海塩田跡地でのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設計画について、岡山県県土保全条例に基づく開発許可申請に対して、許可することを決定したと、発表した。申請者は、瀬戸内Kirei未来創り合同会社(東京都千代田区)。計画では、錦海塩田跡地約500ヘクタールのうち、約260ヘクタールに、太陽光発電設備を建設する。許可の日(1月31日)から30日以内に着工し、2018年9月に完成予定。

 公募型プロポーザル方式によって、2012年9月に公表された入選案では、将来的に250MWのメガソーラーを建設しつつ、データセンターや親水公園(エコロジカルランドスケープ)の建設など、地域の活性化、環境の保全、文化の振興にも配慮したものとなっている。入選案の提案者は、くにうみアセットマネジメント(東京都千代田区)を代表者とした連合体で、ゴールドマン・サックス証券(東京都港区)、自然電力(東京都中央区)、東洋エンジニアリング(千葉県習志野市)、日本アイ・ビー・エム(東京都中央区)、西日本電信電話(大阪市)、ジャーマン・インターナショナル(横浜市)が名を連ねている。