クアラルンプール国際空港に導入された太陽光発電システム(出所:米SunEdison社)
クアラルンプール国際空港に導入された太陽光発電システム(出所:米SunEdison社)
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 マレーシアの空港運営会社Malaysia Airports Holdings社は、クアラルンプール国際空港(KLIA)に、合計出力約19MWの太陽光発電システムを導入したと発表した。マレーシアで最大規模の太陽光発電所とし、同国の空港に太陽光発電システムが導入されたのは初めてだとする。

 今回の太陽光発電システムは、滑走路周辺の地上、駐車場のひさし、空港の建物の屋根の三つの場所に設置し、マレーシアの固定価格買取制度(FIT)に基づいて売電する。

 米SunEdison社製の太陽光パネルを採用しているほか、O&M(運用・保守)の一環で、SunEdisonグループのモニタリング・サービスを活用する。年間予想発電量は2万6000MWh以上という。

 Malaysia Airports Holdings社は、マレーシア国内で39カ所の飛行場を運営しており、今後、他の飛行場にも太陽光発電システムの導入を進めていく。