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「スマホにFPGAを載せられたのは、競合の後追いから脱却したから」、Lattice Semicon社長が語る

  • 小島 郁太郎=日経エレクトロニクス
  • 2014/02/04 12:49
  • 1/3ページ

 FPGAメーカーの米Lattice Semiconductor社の社長兼CEOのDarin G. Billerbeck氏が来日し、2014年1月30日に記者説明会および日経エレクトロニクスとのインタビューを行った。同社は2013年第2四半期、第3四半期と連続して四半期売上高の過去最高記録を塗り替えた。その原動力になったのが、韓国Samsung Electronics社の「GALAXY」をはじめとしたスマートフォンへの同社FPGAの搭載である。

Darin G. Billerbeck氏
日経エレクトロニクスが撮影。
[画像のクリックで拡大表示]
四半期業績の推移を見せるBillerbeck氏
日経エレクトロニクスが撮影。スクリーンはLatticeのスライド。
[画像のクリックで拡大表示]

 同社の13年Q3の売上高は8720万米ドルである(Tech-On!関連記事1)。売り上げ規模としては業界1位の米Xilinx社の14.5%程度、2位の米Altera社の19.5%程度で、大手2社と比べると大きくはない。しかし、Latticeの13年Q3売上高の対前年同期比は23%増で、Xilinxの10%増、Alteraの10%減と比べて勢いがある。対前年比で見れば、13年Q2の方が差は顕著だ。Latticeは20%増なのに対して、Xilinxは1%減、Altreaは9%減だった(Tech-On!関連記事2)。

 Latticeの最近の好業績は、スマホでの需要が支えている。冒頭に紹介したようにSamsungを含み、スマホ大手メーカー10社のうち7社がLatticeのFPGAを採用しているとBillerbeck氏は言う。通信装置向けASICの代替品として市場が広がったFPGAが、大型テレビなどで民生市場に入るのにはかなりの時間がかかった。そのFPGAがスマホに採用されたことは、隔世の感がある。

 FPGAがスマホに搭載されたのは、Billerbeck氏が推進した戦略が当たったからと言える。同氏は2010年11月に社長兼CEOとしてLatticeに入った。以前のLatticeは、大手2社の後追いのような製品が多かった。同氏が進めたのは、大手2社とは異なる製品で異なる市場を狙う戦略である(Tech-On!関連記事3同4)。「競合2社はハイエンドの通信装置を狙う高価で消費電力も大きなFPGAに主軸を置いている。一方、我々は、競合があまり興味を示さないミッドレンジやローエンド製品をすべていただくことにした」(同氏)

■変更履歴
この記事の掲載当初、本文3段落目の冒頭で「FPGAスマホ搭載された」となっていたのは「FPGAスマホ搭載された」の誤りでした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。
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