米Texas Instruments(TI)社は、「SAS-3(Serial Attached SCSI-3)」仕様に対応したリピータIC「DS125BR800A」を発売した。高速インタフェースの途中に挿入し、伝送距離を延ばす用途に向ける。1チャネルに、増幅量が最大+30dBの連続時間リニア・イコライザ(CTLE:continuous time linear equalizer)機能と減衰量が最大−12dBのデエンファシス機能を用意した。1チャネル当たりの最大データ伝送速度は12.5Gビット/秒。これを8チャネル分搭載した。伝送可能な距離は、伝送路がFR-4基板の場合に最長76.2cm(30インチ)、Cuケーブルの場合に最長8mである。同社によると、「伝送可能な距離は、競合他社品の約2倍」という。
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