竣工した「協和エクシオ南房総ソーラーファーム」(出所:協和エクシオ)
竣工した「協和エクシオ南房総ソーラーファーム」(出所:協和エクシオ)
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 協和エクシオは1月29日、同社として最大規模となる出力約2.4MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「協和エクシオ南房総ソーラーファーム」が完成したと、発表した。1月28日に、約40人が出席し、現地で竣工式を行った。

 「協和エクシオ南房総ソーラーファーム」は、千葉県南房総市と館山市にまたがる約3万3700m2の敷地内に、約9900枚の太陽光パネルを設置した。出力は約2.4MW、年間発電量の見込みは約270万kWhで、一般家庭の約770世帯分の消費量に相当する。設計・施工は、協和エクシオとエクシオインフラ。投資額は約6.3億円になる。

 同社は、環境事業の一環として、太陽光発電システムの設計から施工、運用システムの構築までの設備設置工事、さらには再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)による発電事業にも注力している。発電事業に関しては、2012年11月に同社「府中総合技術センタ」(東京都府中市)での稼働開始から、これまでにメガクラス2カ所を含む4カ所で稼働している。今回完成した「協和エクシオ南房総ソーラーファーム」は5カ所目の発電施設で、出力規模としてはこれまでで最大のものとなる。