ニュース

大阪ガス子会社、兵庫県にフロート式水上太陽光発電を設置

2014/01/30 02:27
金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
印刷用ページ
フロート式水上太陽光発電の完成イメージ(出所:大阪ガス)
フロート式水上太陽光発電の完成イメージ(出所:大阪ガス)
[クリックすると拡大した画像が開きます]

 大阪ガスの100%子会社であるエナジーバンクジャパン(EBJ)は、兵庫県の小野市中島町自治会と共同で、前ノ池(兵庫県小野市中島町字前ノ池1番、約36,000m2)に、JFE電制の設計・施工により約850kWのフロート式水上太陽光発電を設置する。2014年5月に着工し、9月に竣工・売電を開始する予定。

 大阪ガスでは、2010年4月にEBJを設立し、顧客が初期投資を負担せずに再生可能エネルギーを利用した発電設備を設置できる独自のファイナンス技術をベースに、再生可能エネルギーの発電設備の技術評価・エンジニアリング・保守メンテナンスまでをパッケージ化したスキームを構築して発電事業などを実施している。2013年12月末までに、約26MWの太陽光発電の設置契約を締結している。

 JFE電制は、JFEスチールの100%子会社で電気・制御の総合エンジニアリング企業。1999年から産業用太陽光発電システム事業を開始し、10MWを超える大規模案件も受注しており、2013年12月末までのメガソーラの受注実績は104MW・41件となっている。また、既に中小規模の水上太陽光発電の施工実績も有している。

 今回の太陽光発電事業は、EBJが独自のファイナンス技術を活用してスキームを構築し、JFE電制はフランス Ciel & Terre社のフロート架台を用いて水上太陽光発電システムの設計を行い、製作・組み立てから性能保証までを請負う。中島町は事業用地の貸与、用地の維持・管理、ならびに太陽光発電システムの日常目視点検を行う。固定価格買取制度に基づく売電契約はEBJが締結し、EBJが売電により得た収益から中島町に賃借料などを支払う予定。

  • 記事ランキング