神戸市のメガソーラー
神戸市のメガソーラー
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 IDECとシュナイダーエレクトリック(本社東京)は、兵庫県・福崎町と神戸市にメガソーラー施設を建設し、発電を開始した(ニュースリリース)。発電規模は、前者が2.7MW、後者が2MWで、一般家庭の消費電力にするとそれぞれ700世帯分と500世帯分に相当する。敷地面積はと約4万7600m2と約2万5000m2。また、後者では別途2MWの施設も完成しており、関西電力との系統連系の発電開始に向けて待機中だという。

 IDECグループは、太陽光発電設備のシステム設計やハードウエア・ソフトウエアの選定から施工、保守・メンテナンスまでをワンストップで提供する事業を展開している。一方のシュナイダーエレクトリックは、グローバル市場での太陽光発電事業における実績を生かした昇圧変電所の技術を有する。この両社の技術を融合させることで2つのメガソーラーを実現させた。

 メガソーラーでは、立ち上げまでは品質やコスト、施工期間などが、運用開始後は保守や技術サポートが特に問題になることから、今後「案件ごとにプロジェクトを編成することでワンストップ受注を実現する」(IDEC)としている。