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岩手県雫石町、欧州系発電企業と25MWのメガソーラー事業に関し立地契約

2014/01/24 09:34
金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
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立地契約に関する調印式を雫石町中央公民館視聴覚室で行った(出所:雫石町)
立地契約に関する調印式を雫石町中央公民館視聴覚室で行った(出所:雫石町)
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 岩手県雫石町は1月22日、合同会社の雫石太陽光発電のマルコ・アントニオ・ノースランド社長と深谷政光町長が立地契約に関する調印式を雫石町中央公民館視聴覚室で行った、と発表した。雫石太陽発電は、欧州の独立系発電事業者エトリオン・コーポレーション(スイス・ジュネーブ)と日立ハイテクノロジーズが出資したSPC(特定目的会社)。雫石太陽光発電は、調印式の後、計画しているメガソーラー事業に関して説明した。

 メガソーラーは、雫石町沼返地内(小岩井農場隣接地)の民有地約51ヘクタールを活用する。発電事業に関して欧州で実績のあるエトリオン・コーポレーションと日立製作所グループ会社の日立ハイテクノロジーズの2社が出資し合同でSPCを設置して発電事業を実施する。発電開始までの総事業費は約76億7000万円。出資割合はエトリオン85%、日立ハイテクノロジーズ15%となる。合同会社は雫石町内に設置し、発電開始までの建設工事における地元企業の利用や雇用、発電開始後の雇用、町内児童の施設見学などによる環境教育などの地域活性化への貢献のほか、架台基礎の鋼鉄製杭利用による設置(事業終了後撤去)など環境にも配慮する。

 総出力は約25MWで、一般家庭約7000世帯分に相当する。雫石町の2013年12月末時点の世帯数は約6200世帯なので、町内全世帯分以上の発電規模となる。町内では、窪倉電設(横浜市)が七ツ森地内の民有地約1.2ヘクタールを借り受け出力約1MWのメガソーラー事業を行っており、町内へのメガソーラーの立地は2件目となる。

 エトリオン・コーポレーションは、再生可能エネルギー関連資産を所有・運用する独立系発電事業者で、イタリアで17ヵ所合計60MWの太陽光発電所を所有、運営している。エトリオンはジュネーブを拠点とし、ローマおよびサンチアゴ(チリ)、東京に事務所がある。

■変更履歴
第3段落に窪倉建設としていましたが,窪倉電設です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2014/1/25]
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