竣工した「Fあさひ太陽光発電所」(出所:NTTファシリティーズ)
竣工した「Fあさひ太陽光発電所」(出所:NTTファシリティーズ)
[画像のクリックで拡大表示]

 NTTファシリティーズ(東京都港区)は、千葉県旭市に同社として18カ所目となるメガソーラー(大規模太陽光発電事所)「Fあさひ太陽光発電所」を建設し、1月21日に竣工式を実施したと、発表した。発電事業者は、NTTファシリティーズ。総出力は5.22MWで、想定年間発電量は約6000MWh、一般家庭の消費電力に換算すると約1,650世帯分になる。

 同社独自の発電診断システムを導入し、気づきにくい故障や不具合などの発見のほか、適正な量を発電しているかを診断できる。具体的には、診断レポートによる発電性能の可視化(見える化)が可能であること、遠隔自動診断により維持管理コストが削減できるなどの特徴がある。発電量の把握は、太陽光パネルを直列に接続した回路(ストリング)ごと、ストリングを並列に接続する接続箱ごと、パワーコンディショナー(PCS)ごとなど、システムに応じて集計する範囲を変えられるため、発電診断の比較評価が可能という。