LG Electronics社製の湾曲スマートフォン「G Flex」
LG Electronics社製の湾曲スマートフォン「G Flex」
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G Flexに搭載されているプラスチック製の有機ELディスプレー
G Flexに搭載されているプラスチック製の有機ELディスプレー
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 KDDIは2014年1月22日、2014年春に向けて販売を開始する端末を発表した。Androidを搭載したスマートフォン4機種とタブレット端末1機種である。同年1月25日から順次発売を開始する。

 スマートフォン4機種は、韓国LG Electronics社製の6型端末「G Flex」(2014年1月25日発売予定)、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の6.4型端末「Xperia Z Ultra」(同1月25日発売予定)、シャープ製の4.5型端末「AQUOS PHONE SERIE mini(同2月下旬発売予定)」、京セラ製の4.7型端末「URBANO」(同2月上旬発売予定)、タブレット端末はシャープ製の7型端末「AQUOS PAD」(同2月下旬発売予定)である。すべての機種がフルセグに対応しており、G Flex以外は防水機能(IPX5/7または8相当)も備える。

 今回発表された中で注目はG Flexである。LG社が2013年11月に韓国で発売した端末で、本体が縦方向に湾曲しているのが特徴だ。曲面デザインの端末が日本で発売されるのは初となる。プラスチック製の曲がる有機ELディスプレーを採用しており、湾曲デザインの本体に合わせた曲面のLiポリマー2次電池を搭載する。背面カバーは「スクラッチリカバリ」という特殊加工を施しており、普段使いの擦り傷程度であれば“自己回復”して綺麗な状態を維持するという。

 なお、同社社長の田中孝司氏は発表会で新端末を紹介するとともに、自社のLTEサービスのカバー範囲の広さをアピールした。当初の予定どおり、2014年3月末には実人口カバー範囲が99%に達するという。田中社長は「繋がるのはもはや当たり前。800MHzのLTEは速いが広い」とサービスの優位性を強調した。